メラニーあきらの鉄道旅行記 2




愛媛県今治市




予讃線の40番目の駅・今治(いまばり)に到着しました

愛媛県今治市は、大規模な市町村合併を実現させ、四国で5番目の都会です




今治は海運と造船の街として栄え、メラニーオヤジの出身地でもあります

幼少期は、相当ないたずら小僧だったらしいです (今も現役ですが・・・)




今治は「しまなみ海道」の四国側の玄関口で、四国ー本州をつなぐ3本目の橋が架けられています

瀬戸大橋・鳴門海峡大橋の開通に次いで、中国四国地方の新しい動脈として注目されています




瀬戸内海を原動機自転車で渡る「しまなみ海道」様より、地図を引用させていただきました

広島県と愛媛県の間には、芸予諸島と呼ばれる島々が無数にあり、この地図は大変に分かりやすいです







来島海峡大橋




来島海峡大橋は、四国側から本州へ渡る際に最初に通る橋です

四国本土と離島だった大島を結び、潮流の激しい来島海峡をまたぎます(全長4105m)




この橋は来島第一・第二・第三大橋が連続して連なり、世界初の3連吊橋です

橋を支えるパイプも半端でない大きさです




大型船舶も航行できるように設計されており、島の集落がはるか下に見えます




来島海峡大橋の原付専用道です

瀬戸大橋・鳴門海峡大橋とは違い、景色の素晴らしい場所で立ち止まることができるのがメリットです




しなまみ海道の橋は、島の住民の生活を支える橋でもあるため、自転車や徒歩でも橋を利用できます




本州四国連絡橋は、その建設コストの高さから、自動車の通行料の高さで有名ですが、原付を使うと破格です

無人の料金箱があり、そこに投函すれば構わないのですが、事前に小銭を両替しておくと便利です




来島海峡第二大橋(左) 来島海峡第三大橋(右)です




愛媛県でも比較的規模の大きい島、大島に降り立ちました

来島海峡の潮流の速さが分かるでしょうか?

「来島」の由来は、「狂う潮」が訛ったと言われています




四国本土でレンタルバイクを借りて、大島の入口にある公園で一服することにしました




大島・吉海地区の漁港からは、四国本土方面に向かって、来島海峡大橋が美しく映えています




亀老山展望公園




大島の中に亀老山(きろうさん)という、見晴らしのいい山があり、絶景を楽しもうと思います

パンフレットに描かれているように、ライトアップされると、見事な橋の造形美が見れるそうです




亀老山の由来が、地元の方言で説明されています

芸予諸島の言葉は、愛媛県内で一番、広島弁の影響が強いエリアだと思います




観音様を背負う伝説のカメと、一般peopleの茶ウサギ・・・

大島では立派なカメ様なようなので、ここは宿敵とはいえ、仲良くしておきます




亀老山山頂の展望台にて・・・残念ながら快晴とは言えない天候で、少し曇っていました




亀老山山頂の売店で、地元のカメラマンが撮影したポストカードに魅了されました

正午の陽の輝きと、光に反射する来島海峡の潮流が絶妙です




売店主の話によると、フリーのカメラマンの方だそうで、「しまなみ」を撮り歩いているそうです

もしも公式サイトがあれば、リンクの許可をお願いしたいのですが、どうも見付かりません




本格派のプロが撮った来島海峡の写真を、3枚だけ引用させてください

キーワードに「来島海峡大橋」「しまなみ海道」などを入れて画像検索すると、いい写真がたくさんが見れます




山頂の展望台によくある風景です

私の実家の近くにも、夜景のきれいな「湘南平」という場所があります

私の友人が高校時代に、フェンスにびっしり覆われた南京錠を撤去するバイトをしていました

「恋愛の敵」として嫌がられていましたが、夜景が全く楽しめないほどの数の南京錠は、今も減りません




大島・村上水軍




亀老山から移動して、大島・宮窪地区の「村上水軍博物館」を訪ねました

2005年10月にオープンし、船をイメージしたデザインが斬新です




村上水軍は、かつて瀬戸内海で暴れ回った「海の衆」で、時に日本史の重要な局面を動かしました




この小型船(復元)は、小島が点在する瀬戸内で機動力を発揮した水軍の戦力です

水軍=海賊のイメージがありますが、実際は水先案内人としての役割が強かったと言われています




村上水軍の紋章です

群雄割拠の戦国時代において、この紋章を掲げた船は、航海の安全を保障されました




戦国時代に周辺の列強大名と対等に渡り合った村上武吉氏の銅像です

安芸の毛利氏、伊予の河野氏と関係が深く、水軍を統率しました




博物館前から随時運行している宮窪地区漁協主催の「潮流体験」に参加しました

宮窪地区の沖には、村上水軍の本拠地・能島があります




しまなみ海道で結ばれた島々は、平成の大合併で愛媛県今治市と広島県尾道市になりました

村上本家の能島や水軍ゆかりの地は、ほとんどが今治市と尾道市にあります

メラニーオヤジは四国本土が本拠地ですが、今や今治市となり、村上水軍と同じ本拠地です




漁協で飼育されているカメ君? 妙に人なつこいです

ウサギとカメはライバル関係なのですが、憎めないヤツでした




宮窪港から能島の目の前まで行きました

本当に小さな島なので、本拠地というよりも発祥地のニュアンスです

大親分の武吉公がこの島に構えて、親分や子分の親族が近隣を仕切っていたようです




当時の史料から、島に砲台の土台のようなものが復元中でした

水軍衆は「城」を構えるのではなく、島々に「砦」を築きました




水軍の活動範囲には、小島・暗礁・浅瀬がたくさんあり、潮流も複雑です

この海域では、満潮時に最速8ノットの速さで、水が動くそうです

この流れの激しい海域で、機動力を発揮して、活躍したのが村上水軍です




水路を知り尽くした地元漁師の操舵術がなければ、私は安心して潮流体験できません

水軍の主な収入源は「水先案内料」たっだ意味がよくわかります




天候が悪いのが残念でしたが、船の上から伯方・大島大橋です




こんな大きな橋が本州側の尾道まで連続します

島伝いの人工的な芸術作品だと思います




航海の安全を見守る仏様 (ブラウン様でも可)




潮流体験を終え、宮窪地区から見た能島(左)と、伯方・大島大橋(右)です

これから橋を渡って、伯方島へ行こうと思います




伯方島




大島側から伯方島を臨みます

伯方(はかた)は、全国ブランドにもなっている「伯方の塩」の産地です




高速道路と並走できるのは橋の区間だけで、原付は島をバイパスできません

伯方・大島大橋を渡るために、平地から橋の高さまでループする専用道があります




伯方・大島大橋は原付・自転車・歩行者が同じレーンでした

誰かとすれ違う時は、減速してニッコリ会釈w 島の人はアットホームです







伯方島から大島に向かって撮影しました

小島が入り組み、芸予海峡らしい光景が広がっています




しかし潮流の速さは相当なもので、この海域の険しさは「船折瀬戸」の別名があります

船が折れてしまうくらいの流れの速い瀬戸です




大島の人から、口コミで美味しい塩ラーメンを食べさせてくれる食堂があると聞きました

だいたいの方角や位置は分かるものの、伯方島に来て迷いました




ちょうど困っている時に、たまたま学校帰りの地元の女子高生と出会ったので、道をたずねました

最初はあまりにコワモテで抵抗があったのですが、とても親切に道順を教わり、助かりました

親切な女子高生・越智さん(仮名) 愛媛県には越智姓がとても多いです




伯方島・木浦地区にある「さんわ食堂」の塩ラーメンです

製塩が盛んな本場で、厳選された素材・・・そしてシンプルです

ミフィメラも大満足な味でした (もちろん大盛りです)




橋の周囲がきれいに整備されていますが、逆に自然のままで良いのでは?と思いました




伯方造船所では、巨大船舶を建造中でした

メラニーオヤジの船も、ここで停泊することがあります(メラニードック)




熊口?? 伯方島に実在する港のようです

私の本名+口・・・




ラーメンに大満足なまま、大三島へ向かいます

高速道路のように島をバイパスできないので、各島内では、その都度一般道を通ります

それだからこそ島の本当の姿を発見できて、とても面白いです

本四高速が管理しているとは思えない原付道を登って行きます




大三島




しまなみ海道には、さまざまなデザインの橋があります

大三島橋はアーチ橋でした 通行料は50円です







美しいアングルで大三島橋の撮影に成功しました




大三島は広島県と面し、芸予諸島の中心にある島です

瀬戸内海を描写した映画やドラマのロケ地に抜擢される回数も多く、美しい自然に恵まれています

日没が近くなってしまい、大三島には足跡を残しただけになってしまいました

次回、しまなみを訪れる際には、時間をかけて散策したい大三島です




大三島から多々羅大橋を越えると広島県です

夏場に広島側から大三島を臨んだ県境君




しまなみ海道(西瀬戸自動車道) 尾道・今治間59.4kmの普通車通行料は4700円です

メラニーオヤジは、「しまなみは高けぇなぁ〜!」と文句を言います

しかし・・・かつては通行料を徴収する側だったのではないか? 海関係の家系なので疑惑が残ります

ちなみに原付で走破すると、尾道・今治間は77kmで510円です




実在しそうな大学ですが、尾道市企画課が打ち出した地域振興のアイデアです

学長には生口島・瀬戸田地区出身の故・平山郁夫画伯を迎えており、学籍番号もあったりします

瀬戸内の歴史・文化・風土を体感して学び、地域での生涯学習の場を提供することが開学の目的だそうです




「学生証」と一緒に、尾道市と今治市のあらゆる文化施設の割引券が同梱されていました

今回のしまなみレポは四国側からでしたが、本州側もなかなか魅力的です




レンタバイクショップしまなみ・・・今回お世話になったバイク屋さんです

元教習所の二輪車教官だった方が経営されていて、島の見どころもバッチリ教えてくれます

特に夏場は車で遠方から来訪して、原付に乗り換える人が多いそうです


メラニーあきらの鉄道旅行記 2